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繁盛店の研究。【リニューアル成功例】 究極ラーメン横濱家 師岡店

 最近は、早期退職で店舗経営を考えている方々が増えたように思います。

もし、店舗開業や店舗のリフォームを考えている方は一度こちらの店舗を参考にすると良いと思います。

もちろん、ラーメン店でなくても一見の価値はあると思います。

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味玉ラーメン

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店舗外観

今回は、リニューアル前後を観ることが出来る貴重なタイミングを捉えることが出来るという事で、2019年3月1日にリニューアルオープンされたばかりの「究極ラーメン 横濱家 師岡店」さんへ行って来ました。

 

少し、リニューアル中心の話となります。

 

まず、内装のリニューアルで、一番インパクトがあったのは、

・カウンター席13→9席にコンパクト化。

・テーブル席24→36席に大幅に増加。

同じ店舗面積で、トータルで、いわゆる金を生む座席数が8席(17.8%増)も増加する事で、収益力が移転せずに上がるのは大きい。

 

そして、店員の動線が縦横に単純化する事により、作業効率を上げる事にも成功しており、更に店員の目線が隅々の客まで行き届きやすくなる事で店員の人数を最少化する事にも成功している。

 

 

また、客単価を上げやすいと言われるカフェスタイルを導入している為、入店直後はラーメン店の雰囲気はしない。

これは、良い意味で小さなファミレスと言ったところが妥当だろう。

この、小綺麗な店内というのは、あっさり醤油ラーメン店で同じ事をやると失敗する事が多く要注意なのだが、こちらの評判の良いこってり豚骨醤油ラーメン主体の店なら問題無いのだろう。

 

それから、一般的にカフェスタイルは回転率が悪くなるのだが、場所柄こちらは車のアクセスが多いので、お酒を飲む人が皆無なので、話し込む客は見られず深刻な心配は無いと思われる。

 

ただ、客の滞在時間が

一般的なラーメン店のカウンター席で15~20分と言われるが、

こちらの客滞在時間がカウンターでも30分前後あったのは少し気になったところである。

 

それから、まるでホテルのビュッフェスタイルを彷彿とさせる薬味置き場の設置方法は店員の負担を減らす事に貢献している。

薬味には、ザーサイと紅生姜、刻みにんにく、辛子味噌があり、

各テーブルに置くのと、店内1ヶ所のみの薬味の管理では、その差は歴然としている。

 

以上、内装に関して、簡単にではあるがザックリとした気づいたところを少し挙げてみたが、コンサルタント等の専門家が入った空気が良い意味でプンプンするほどの抜群のセンスであった。

 

 

【繁盛店に必要な、のりゆきチェックポイント】

・看板に赤色を使用

・辛い麺もある。

・太麺

・こってり味濃い味 (しかし、飲み干せるあっさりスープ)

・豚骨醤油スープ

・味玉が、キチンと半熟玉子

等の条件が、全て当てはまる。

もう、食べなくても味は美味しいはずだ。

 

そんな事を、考えながらキョロキョロしているうちにラーメンが到着。

見た目良し、香り良し、店内の雰囲気良し。

 

コクがあり、あっさりしているスープは、珍しい。

 

極太ちぢれ麺は、スープを絡めて素晴らしく美味しい。

 

良いリニューアルしたところが、目につき楽しく、ラーメン自体も1度試して頂きたいお店なのでオススメします。

 

【店舗情報】

横濱家 師岡店