オンライン研究家

常に研究分析する事を心がけて書いています。

1度入ったら帰って来れない?「富士青木ヶ原樹海ツアー」に行ってきました。

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●オススメのツアー企画は、「青木ヶ原樹海ツアー」です。

ちなみに、車でも電車でも参加可能なタイプのツアーです。

 

さて、ツアーの準備に何が必要なのか考えてみました。

樹海で必要なアウトドアグッズが分からないので

結局、樹海ツアーの説明書に書いてあった物を準備しました。

・歩きやすい靴

・長袖シャツ

・長ズボン

・軽く羽織る上着

だけで参加する事になりました。

食事は準備してくれて樹海で?するようです。

ちなみに、小さなお子様もお散歩感覚で参加可能なツアーです。

 

さて、車で樹海ツアー集合場所の道の駅「なるさわ」へ10時に待ち合わせに間に合うように出発!

 

どんよりと、曇り空の中で車の中の雰囲気もどんよりしている様な気がしたので聞いてみると、

●友達いわく「何か樹海って1度入ったら帰って来れないと言うけど大丈夫?」 

 

いや、本音では俺だって怖いよ。帰って来れないから「樹海」と言われるのでしょ?

 

「俺は大丈夫だよ、全然怖くないし。」とやせ我慢し返事をする一択しかありません。誘った方は、ツラいんですよ。

 

しかし、後ほど指摘されたことですが、無意識にいつもより無口で運転をしていて、その顔は引きつりハンドルを握る手がいつもと違う事をとは不安に思っていたそうです。

 

●そして、道の駅「なるさわ」に到着しました。

ここで、ガイドの方と待ち合わせです。

あっ、この人かな?車種を伝えていたので声をかけてくれました。

「こんにちは。」

少し樹海ツアーの雰囲気のある高齢(失礼ベテラン)のおじさんガイドです。

 

挨拶もそこそこで、イザ出陣です。

 

ガイドさんの車に付いて行きますが、相変わらず不安感は拭えません。

 

そして、青木ヶ原樹海の指定の駐車スペースに駐車して、いよいよ樹海に入ります。

 

ちなみに、注意事項は

・ガイドさんの後ろを歩くこと。

・決してガイドさんから離れないこと。

・ガイドさんが通った道から、たった10mでも横道にそれたら、もう迷い込むとのこと。

命に関わる事なので、真剣に聞きました。

もう、出来れば、ガイドさんと手を繋いで歩きたいくらいです。

 

なぜか、普通の森と違って木の密度が違って暗くておどろおどろしいです。

 

でも、ガイドさんが、歩きながら珍しい植物や食べられる植物、毒がある植物や森の不思議な話をしてくださるので楽しく散策する事が出来て、その上に勉強になります。

 

●例えば、都市伝説的によく言われる事

「樹海では、コンパスがきかなくなり、方向が分からなくなる。」

これは、地面にコンパスを置くと地面が溶岩で出来ている為に確かに方向が分からなくなりますが、地面から1mほど持ち上げると普通に磁石は北を指すようになります。

 

「携帯電話の電波が入らない。」

最近では、アンテナの充実か端末の精度が上がったのか?普通に繋がるとの事です。

ちなみに、私の携帯電話(ドコモ)も繋がりました。

 

しかし、しばらく樹海を歩くと横道の奥の方に迷い込んでしまった人の遺留物?(呼び方が正しいか分かりません。)が、たまに見えて恐怖心を掻き立てます。

 

それから、数十分歩いたある地点で、急にせつない気持ちになり立ち止まってボソッと

 

「日本に1億二千万人の人がいても、平等に辛いことが降りかかるわけではないんだよな。」と口走っていました。 

 

そして、自然と涙が溢れ出てきたのです。友達の方を見ると同様に涙が溢れていました。

号泣とは違う涙が溢れ出る感じです。

ちなみに、二人ともスピリチュアル的な力は持ち合わせておりません。

 

そうしているうちに、ガイドさんが進んでいるので慌てて追い付く様に小走りに後を追いました。

 

かれこれ、30分くらい平地を歩いて第一目的地の富士風穴に到着致しました。

 

風穴は、真夏でも氷がはっているという事でも有名です。

まるで、巨大な冷蔵庫に入って行くようで神秘的でもあります。

暑い日でも、天然のクーラーがきいている様で快適です。

 

はぁ、スッキリした後に20分ほど歩いて、待ちに待ったお昼ご飯ポイントの原生林の中の広場に到着。

 

自然の中で食べるご飯は高級グルメ並み(大げさ?)に格別に美味しい!

ふぅーごちそうさまでした。

 

それから、お昼ご飯を食べ終えた頃に急に雨が降ってきましたが、なんと、あまりに原生林の葉っぱが密集している為に、

それが傘がわりになり、雨音はするのですが、雨がほとんど落ちてこないのです。

「へーっ」と感心しながら移動しているうちに雨は止みました。

 

帰り道は、同じ平地を歩いたのですが、あっという間に出口に到着しました。

 

不思議なツアーで、海外旅行でも体験できない一生の想い出ランキング上位に残る貴重な体験をする事が出来ました。

 

ガイドのおじさん、楽しい想い出になりました。ありがとうございます。

 

また、皆様にもお薦めできる異次元のツアーです。

是非、ご家族、お友達との想い出の1ページに加えてみてはいかがでしょうか。

 

fuji-eco.com